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NY公演(北沢タウンホール)

指定管理事業

指定管理者として平成18年4月より運営している世田谷区北沢タウンホールより、海外に向けての情報発信がなされました。実は北沢タウンホールでの自主事 業がきっかけとなってニューヨークのブロードウェイで一人芝居が上演されました(2008年2月19、21、22、23日)。今回の海外公演は北沢タウン ホールの自主事業「おとなのオフタイム」が切欠でした。「おとなのオフタイム」は大人が楽しめる、ユニークな時間を提供する事業で年数回開催しています。 そしてその「おとなのオフタイム」に出演したことがきっかけとなって、俳優の上山克彦氏、シンガーソングライターのMIKIO氏、ダンサーの坂口江都子氏 の3人が出会い、そのご縁から今回のニューヨーク公演が企画されました。同時にその後援団体として北沢タウンホールが名前を連ねることになりました。上演 された作品は、筒井康隆氏作で上山克彦氏演ずる一人芝居『陰悩録』という大人向けのコメディでした。ニューヨークでの公演は4夜開催され、在留中の日本人 を始め、アジア人やネイティブアメリカンまで様々な方が、来場され非常に盛り上がったと報告を受けています。生の舞台であるために演技と英語の字幕投影を 併行する舞台であったため、観客との笑いの呼吸に関して心配しましたが、上演と同時に客席は爆笑の渦に巻き込まれ、まさに、言葉や文化を超えて笑いが伝 わった瞬間だったそうです。アクティオからは一座の一員として舞台裏方に北沢タウンホールの職員が参加させていただきました。指定管理の事業での海外出張 は初めてで、本場ブロードウェイでの貴重な体験をたくさん経験してくることができたようです。文化施設を運営する多くの指定管理者の中で、海外公演まで実 施できたのは北沢タウンホールだけではないでしょうか。今回の海外公演だけで満足せず、今後も新たな展開を目指して日々挑戦していきたいと思います。

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